秋 / アリ・スミス (著)、木原善彦(訳)
19cm×13cm 247P
再入荷しました。
2017年のブッカー賞最終候補作にもなった、スコットランドの作家、アリ・スミスによる長編小説。
舞台は、EU離脱に揺れるイギリス。老人ホームで眠り続ける老人(ダニエル)と、その傍らで本を読む女性(エリサベス)。20年ほど前、ふたりは隣人として出会い、68歳の年の差を越えた交流を重ねていく。
現在と過去を行き来しながら、描かれる断片的なシーン。イギリス国内の分断、受領されないパスポート写真、忘れ去られたポーリーン・ボティ(60年代の女性アーティスト)など、ままならないことばかりの現実の中で、はぐれ者のような存在であるダニエルとエリサベスは歩きながら話をする。
物語について、嘘について、絵画について。人生の中で、本当に大切なこと。こうした対話ができる人と出会えたなら、それが人生のひかりになる。
ふたりの対話が永遠に読んでいたいほど心地よく、そこが切なくて染みます…
再入荷しました。
2017年のブッカー賞最終候補作にもなった、スコットランドの作家、アリ・スミスによる長編小説。
舞台は、EU離脱に揺れるイギリス。老人ホームで眠り続ける老人(ダニエル)と、その傍らで本を読む女性(エリサベス)。20年ほど前、ふたりは隣人として出会い、68歳の年の差を越えた交流を重ねていく。
現在と過去を行き来しながら、描かれる断片的なシーン。イギリス国内の分断、受領されないパスポート写真、忘れ去られたポーリーン・ボティ(60年代の女性アーティスト)など、ままならないことばかりの現実の中で、はぐれ者のような存在であるダニエルとエリサベスは歩きながら話をする。
物語について、嘘について、絵画について。人生の中で、本当に大切なこと。こうした対話ができる人と出会えたなら、それが人生のひかりになる。
ふたりの対話が永遠に読んでいたいほど心地よく、そこが切なくて染みます…