flowers / 奥山由之
26cm×22cm 152P
第2版
再入荷しました。
第34回写真新世紀優秀賞受賞し、数多くのクライアントワークも手掛けるなど、デビューして間もなく、一躍日本のトップ・フォトグラファーとして注目を集めている写真家、奥山由之による写真集。
本作は、亡き祖母が暮した家で撮影されたもの。この場所を今、自身のアトリエとしている奥山は、射し込む光に、庭に揺れる草木に、生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、長年、花を撮り重ねてきました。
80年代に祖父が使用していた110フィルム(ワンテンフィルム)という小さなフィルムが用いられた花の写真のほかにも、大判カメラのコンタクトシートや中判カメラ、35ミリ、ポラロイドなど様々なカメラを用い、古い家族アルバム、祖母が使っていたキッチンや書斎、寝室などの空間を撮った写真が差しはさまれ、祖母がこの場所で重ねてきた時間や気配が編まれています。
花を手向けること、それを撮ることで交わされた無数の対話が、幾重にも折り重なっていくように感じられます。
第2版
再入荷しました。
第34回写真新世紀優秀賞受賞し、数多くのクライアントワークも手掛けるなど、デビューして間もなく、一躍日本のトップ・フォトグラファーとして注目を集めている写真家、奥山由之による写真集。
本作は、亡き祖母が暮した家で撮影されたもの。この場所を今、自身のアトリエとしている奥山は、射し込む光に、庭に揺れる草木に、生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、長年、花を撮り重ねてきました。
80年代に祖父が使用していた110フィルム(ワンテンフィルム)という小さなフィルムが用いられた花の写真のほかにも、大判カメラのコンタクトシートや中判カメラ、35ミリ、ポラロイドなど様々なカメラを用い、古い家族アルバム、祖母が使っていたキッチンや書斎、寝室などの空間を撮った写真が差しはさまれ、祖母がこの場所で重ねてきた時間や気配が編まれています。
花を手向けること、それを撮ることで交わされた無数の対話が、幾重にも折り重なっていくように感じられます。