現代日本のブックデザイン史 1996-2020: デザインスタイルから読み解く出版クロニクル

現代日本のブックデザイン史 1996-2020: デザインスタイルから読み解く出版クロニクル

販売価格: 3,300円(税込)

30cm×21cm 254P


「出版不況」に、ブックデザインはどのように闘ってきたのか。国内の書籍売上がピークに達した1996年から現在に至る「出版不況」の時代に生み出されたブックデザインを、カバーデザインのスタイル別に紹介した1冊。

パッケージとしての訴求力が優先される商業出版界。そのブックデザインがいかにして更新されてきたか、長田年伸、川名潤、水戸部功、3人の現役ブックデザイナーが約400点の書籍を選定し解説していく。

デザイン誌『アイデア』の特集をベースに、時代を作り上げてきたブックデザイナーたちによるスペシャルトーク等を収録した本書。

書籍化にあたり、誌面では取り扱わなかった2020年の新刊からの選書を各章に追加した。日本の商業出版とブックデザインの過去・現在・未来をより多層的な視点から考察する。


【特別収録 ブックデザイントーク】
菊地信義、鈴木成一、佐藤亜沙美、名久井直子、祖父江慎

■目次
1 紙上のポリフォニー
2 タイトル・ブリコラージュ
3 言葉/図形・象形の境域
4 ブックデザイン・オールドスクール
5 イメージの闘技場

巻末 ブックデザイントーク篇