STANDART vol.16

STANDART vol.16

販売価格: 2,090円(税込)

25cm×18cm 132P

世界中のコーヒーにまつわる物語を紹介するオルタナティブなコーヒーマガジン『STANDART』。

第16号のキーワードは「台風」、「スコーン」、「コーヒー」。

私たちの母国日本でコーヒー栽培に挑戦する人々の物語や「コピ・ルアク」の意外な真実、大阪府LiloCoffeeRoasters所属のアーティスト・セキネユカさんが抱えるモヤモヤ、Fuglen日本代表の小島賢治さんのこれまでの歩みについてなど。


表紙は、仏クーリエ・インターナショナルや英ガーディアン紙など世界的メディアへの掲載歴がある写真家のシン・ノグチによる撮り下ろし。


【コンテンツ】

・日本
毎号コーヒー生産国をご紹介するシリーズ記事の今回の舞台は日本。厳しい気候条件の下コーヒー栽培に取り組む人たちの姿からぼんやり見えてきた、消費文化の先にあるコーヒーづくりの可能性。

・燃えさかる問い
珍しい(そして高級な)コーヒーの代表格として、コーヒー業界以外で働く人にも広く知られる「コピ・ルアク」。このジャコウネコのフンから取りだしたコーヒー豆に関する問いに答えながら、その価値や近年批判が高まっている生産環境に迫ります。

・Meet Your Barista
「競技会とホスピタリティを通してコーヒー業界を再考する」をミッションに掲げるGlitter Cat のVeronica P. Grimm さんのインタビュー。従来の競技会が抱える問題や周縁化された人々のエンパワメントについてお話しました。

・モダン・アロンジェ
コーヒーコンサルタントとして活躍し、焙煎や抽出などについて数々の著作を残してきたScott Rao さんが、個人的な疑問を検証するシリーズ記事。今回はエスプレッソの兄弟分にあたる「アロンジェ」について。

・猫カフェは「カフェ」なのか
「カフェ」を名前に含みながらも、特にコーヒー好きの間ではどこかカフェとは別物として語られることの多い「猫カフェ」。では両者にはどんな違いがあるのでしょうか? そもそも「カフェ」とはなんなのでしょうか? 

・シャウト!
大阪府にあるLiLo Coffee Roastersのアーティストとしてマネジメントやあらゆるものの在り方を哲学するセキネユカさんに、日頃感じているモヤモヤを吐き出してもらいました。

・ボスでいるということ
Fuglen日本代表の小島 賢治さんが、プロフェッショナルとしての半生を振り返りながら幼少期のコーヒー原体験やFuglenの本拠地であるノルウェーに渡ったきっかけ、厳しい環境に身を置くことの重要性について語ってくれました。

・新米サーバーへ贈る手紙
「接客に求められるのは才能よりも技術」と豪語する著者がホスピタリティの仕事を始めたばかりの人に贈る、ユーモアとアドバイス満載の手紙。

・ホスピタリティ最前線:動物
コーヒーを含むホスピタリティ業界の今を伝えるシリーズ記事。今回はさまざまな種類の動物とコーヒータイムを過ごせる動物カフェの数々をご紹介します。

などなど