家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 / インベカヲリ★

家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 / インベカヲリ★

販売価格: 1,870円(税込)

19cm×13cm 296P


国家に親代わりを求めた男。法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫ったルポルタージュ。


【新幹線無差別殺傷事件】
2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。

2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。だが、「死刑になるため」「刑務所に入るため」と彼らは犯行に及ぶ。

約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ!