韓国の「街の本屋」の生存探究 / ハン・ミファ

韓国の「街の本屋」の生存探究 / ハン・ミファ

販売価格: 2,200円(税込)

19cm×13cm 281P

再入荷しました。


韓国の出版業界を見つめてきたハン・ミファが、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」をリサーチし綴ったノンフィクション。

各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている——本屋を取りまく状況は韓国と日本でとても良く似ています。

この日本語版では出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎えて、解説やオリジナルエピソードも収録するほか、巻末には、夏葉社代表、島田潤一郎による寄稿も掲載しています。


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決して儲からないというのに、この場所には本や本屋が必要だという切なる想いを抱き、それぞれの本屋がそれぞれのやり方で、本に未来を託しています。そして、この多様な本屋の在り方こそが、これからの世界を象徴しているようで、その姿はとても頼もしく思えるのです。