字 / 富澤大輔
17cm×12cm 336P
サイン入り
台湾生まれの写真家、富澤大輔による写真集。
一年前、富澤大輔のもとに、実家の母親から一枚の写真が送られてきました。それは富澤が小学生の頃、学校の授業で書いたであろう「字」という一文字が書かれた色紙でした。 富澤はこのえも言われぬ“「字」という字”の良さに素朴な感動を覚えます。
これは、そんなえも言われぬ感動をキーワードにしてつくられた写真集。
一年にわたって撮影された九千枚以上の写真から選ばれた、三百六枚の写真で構成されますが、その感動の種類が一体なんなのか、説明のできないままに選ばれたこれらの写真たちは、こうして束になってもいまだ言葉を与えられることができないままでいます。
この量で組むことでしか、つくることのできなかった感動を是非、体験してみてください。
巻末には、植民地美術史研究者・柯輝煌による論考文も掲載されています。文字の発生から、「絵画と書道」の差異、「模倣と創造」を、【近代/前近代】という概念を通してめぐることで、今日「表現」とよばれているものの根源へと接近していく文章となっています。
富澤大輔 Daisuke Tomizawa
1993年 台湾高雄出身
2010年 渡日
2014年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科に入学
2016年 第15回写真1-WALL ファイナリスト
2017年 第16回写真1-WALL ファイナリスト
2019年 写真集「GALPA」刊行、写真集「Peer Gynt」刊行
2020年 写真集「新乗宇宙」刊行
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科修了、新聞「時代」刊行開始
2022年 写真集「字」刊行
富澤大輔 写真展『字』
2022年6月25日(土)〜7月17日(日)
at ON EREADING
https://onreading.jp/exhibition/zi/
サイン入り
台湾生まれの写真家、富澤大輔による写真集。
一年前、富澤大輔のもとに、実家の母親から一枚の写真が送られてきました。それは富澤が小学生の頃、学校の授業で書いたであろう「字」という一文字が書かれた色紙でした。 富澤はこのえも言われぬ“「字」という字”の良さに素朴な感動を覚えます。
これは、そんなえも言われぬ感動をキーワードにしてつくられた写真集。
一年にわたって撮影された九千枚以上の写真から選ばれた、三百六枚の写真で構成されますが、その感動の種類が一体なんなのか、説明のできないままに選ばれたこれらの写真たちは、こうして束になってもいまだ言葉を与えられることができないままでいます。
この量で組むことでしか、つくることのできなかった感動を是非、体験してみてください。
巻末には、植民地美術史研究者・柯輝煌による論考文も掲載されています。文字の発生から、「絵画と書道」の差異、「模倣と創造」を、【近代/前近代】という概念を通してめぐることで、今日「表現」とよばれているものの根源へと接近していく文章となっています。
富澤大輔 Daisuke Tomizawa
1993年 台湾高雄出身
2010年 渡日
2014年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科に入学
2016年 第15回写真1-WALL ファイナリスト
2017年 第16回写真1-WALL ファイナリスト
2019年 写真集「GALPA」刊行、写真集「Peer Gynt」刊行
2020年 写真集「新乗宇宙」刊行
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科修了、新聞「時代」刊行開始
2022年 写真集「字」刊行
富澤大輔 写真展『字』
2022年6月25日(土)〜7月17日(日)
at ON EREADING
https://onreading.jp/exhibition/zi/