GALAPA / 富澤大輔

27cm×21cm　112P

再入荷しました。


台湾生まれの写真家、富澤大輔による写真集。

「ドラえもん」の最終巻になる45巻の巻末に収録されている「ガラパ星から来た男（The Man From Planet Galapa）」から、タイトルを引用した本作。
作者である、藤子・F・不二雄は、この話を最後にドラえもんの最終話を描くことなく、1996年に亡くなってしまったが、この宙ぶらりんの状態こそが、この現実世界であるともいえる。

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「本物の日常は喜怒哀楽で表現されるような派手な感情の揺れは滅多になく、ほとんどの時間は安心と不安が混ざり合って安定した状態であり、それが永遠に続いていくこと。」（本書デザイナー・浅田農）
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本作では「本物の日常・終わることができなくなったストーリーから感じるフラストレーション」をキーワードに、これまで撮影してきた写真を編集。一枚一枚の写真の中にうっすらとした視線の余韻として「本物の日常」が立ち上がる。