なにがみてるゆめ / 小山田孝司

なにがみてるゆめ / 小山田孝司

販売価格: 5,720円(税込)

数量:
24.5cm×18cm 580P

雑誌や広告、ブランドのコレクションルックなど多岐にわたるスタイリングを手掛けているスタイリスト、小山田孝司による作品集。

スタイリストである小山田は、2020年1月から友人・知人たちに声をかけ、彼/彼女らを被写体に撮影を開始します。この作業は2023年5月まで断続的に繰り返され、最終的に被写体の数は287名、撮影を担当した写真家は22名にのぼりました。

被写体が生活を営む土地や小山田とともに訪れた場所で、被写体のその日のコーディネイトに、小山田が集めた服や装具をそっと一点だけ加えて撮影された写真群は、ポートレート/ファッションスナップ/ドキュメントのあいだをゆるやかに縫いつけては解いていきます。

「なにがみてるゆめ」という書名は、プレイステーションのロールプレイングゲーム「クロノ・クロス」内の一節からインスピレーションを得て名付けられました。見えているが、存在しないなにか。見えているのは、夢なのか。その夢を見ているのは、なんなのか。
自己と他者、現実と虚構が揺らぐ境界を見つめ続けるものとしてある小山田の視線を、ぜひご覧ください。


フォトグラファー:
天野裕氏、石村 望、伊丹 豪、岩澤高雄、岩渕一輝、岡崎果歩、小濵晴美、金川晋吾、小財美香子、草野庸子、阪本 勇、佐藤麻優子、佐内正史、Taka Mayumi、中村健太、松岡一哲、松田瑞季、三宅英正、村松正博、山本恭平、山本光恵、夢 一平



小山田孝司
1985年生まれ。ドレスメーカー学院 ファッションビジネス学科卒業。在学時よりファッションディレクター 山口壮大氏に師事。卒業後、後藤慶光と共に高円寺キタコレビル内に古着屋「はやとちり」をオープンする。2010年より、スタイリストとして活動。