未整理な人類 / インベカヲリ☆
19cm×13cm 240P
写真集『やっぱ月帰るわ、私。』『理想の猫じゃない』など、膨大な数の女性の「個」に迫りポートレートを撮影してきた写真家、インベカヲリ☆が、鋭い観察眼とブラックな笑いで現代社会を斬る、異色ノンフィクション。
世界は「意味不明」でできているーー
路上の怪文書から、不幸の手紙まで。
なぜ人は、理屈でわりきれないことに熱中するのか。
倫理観も道徳心も常識も、時代がつくる宗教で、しかもコロコロ変わる。ちょっと俯瞰して見れば、おいおい人間、何してんだよ! と思う不思議な行動がたくさんある。
人間は一番のブラックボックスで、未整理なことだらけだ。となると、「止めたくても止められないもの」「なぜか分からないけど、そうなってしまったもの」「体が勝手に動いたもの」にこそ、人間の本質が現れるのではないか。
本書は、そんな人類の未整理な行動を突っついて、綺麗にまとめることもなく、放り投げてみようという試みである。
(本文より)
写真集『やっぱ月帰るわ、私。』『理想の猫じゃない』など、膨大な数の女性の「個」に迫りポートレートを撮影してきた写真家、インベカヲリ☆が、鋭い観察眼とブラックな笑いで現代社会を斬る、異色ノンフィクション。
世界は「意味不明」でできているーー
路上の怪文書から、不幸の手紙まで。
なぜ人は、理屈でわりきれないことに熱中するのか。
倫理観も道徳心も常識も、時代がつくる宗教で、しかもコロコロ変わる。ちょっと俯瞰して見れば、おいおい人間、何してんだよ! と思う不思議な行動がたくさんある。
人間は一番のブラックボックスで、未整理なことだらけだ。となると、「止めたくても止められないもの」「なぜか分からないけど、そうなってしまったもの」「体が勝手に動いたもの」にこそ、人間の本質が現れるのではないか。
本書は、そんな人類の未整理な行動を突っついて、綺麗にまとめることもなく、放り投げてみようという試みである。
(本文より)