らせんの日々ー作家、福祉に出会う ./ 安達茉莉子

らせんの日々ー作家、福祉に出会う ./ 安達茉莉子

販売価格: 1,980円(税込)

数量:
18cm×12cm  224P


自分を取り巻く暮らしを少しずつ変えていくことで幸福へと近づいていく自らの軌跡を描いたベストセラー『私の生活改善運動 THIS IS MY LFE』。その著者・安達茉莉子が次に描くのは、誰もが人間らしく生きることができる世界を目指す「福祉」の現場。

上から見れば、堂々めぐりのように見え、横から眺めれば後退しているようにも見える。でも、踏み出した一歩によって、わずかに、高みへと上がっている。そんな“らせん”のような日々を、福祉の現場ではたらく職員の語りを通して描いた、待望の新作エッセイ。


「福祉に従事することは、多かれ少なかれ、“らせん”のようなものである」
―数十年に渡り福祉の道に従事してきたひとりの職員が、福祉と「支援」について書き残した一文である。

 障害者支援や高齢者福祉など多様な分野の事業所を運営する社会福祉法人、南山城学園。そこで著者が出会ったのは、この社会がより生きやすいものになっていくためのヒントに溢れた、“最先端”の風景だった。