Gròs Santoun / Bettina Henni

Gròs Santoun / Bettina Henni

販売価格: 4,400円(税込)

数量:
22cm×17.5cm 36P


フランス出身のグラフィックデザイナー、イラストレーターのBettina Henniによる作品集。

日々の暮らしをそっと切り取った、小さくて親密な百科事典のように、Bettina Henniは民衆の伝統や自然、手仕事、農村の生活に結びついた物や人の姿を、ドローイングによって描き集めてきました。

台座の上に描かれた一つひとつのオブジェには、プロヴァンス語の名前が添えられています。それはまるで、サントン(南フランスの人形)のカタログのよう。職人や採集者、農民たちが生きるプロヴァンスの世界へ、私たちをやさしく誘うオブジェの集まりです。

「これらのオブジェは、私の身の回りにあるものたちです。こうして集めることで、植物を摘むことや蒸留所の風景、羊飼いの仲間たち、農民、醸造家、大工、陶工、石工、左官職人など、たくさんの友人たちの姿が浮かび上がってきます。どれも、人の手のぬくもりがまだ残っている、とても身近なオブジェです。道具との関係や、受け継がれてきた技、作ることの喜び、そして素材や技法、環境や土地、生きものとのつながりを語ってくれます。
サントンから私が感じ取るのは、職業やそれぞれの役割を通して見えてくるプロヴァンスの姿であると同時に、なによりもその“儀式”です。集めること、風景をつくるために苔や樹皮を拾い、そこに人々の姿を加えていくこと。木も植物も、オブジェも、人も、動物も、道具も、すべてが同じ高さに並んでいるのが好きです。だって、それらすべてが物語を語っているのですから。」
(Bettina Henni)

Bettina Henni
1984年ニース生まれ。現在はドローム県サン=フェレオル=トント=パを拠点に活動している。リヨンでグラフィックデザイン、ストラスブールでイラストレーションを学び、アレクシ・ボークレールとともに小さな印刷工房「Riso Papier Machine」を設立。共同出版プロジェクトや展覧会に参加し、《ニューヨーク・タイムズ》や『Le Tigre』『Article 11』などの媒体に作品を発表している。