SO MANY REAL THINGS / Nathalie Du Pasquier
21cm×30.5cm 56P
イタリアを拠点として活動するフランス人アーティスト、ナタリー・ドゥ・パスキエ(Nathalie du Pasquier)の作品集。
本書はスタジオ・ノートとして構想され、ミラノのアトリエの床に直接配置するかたちで制作された、作者による一連のコンポジションを収録する。
日用品、ドローイング、書籍、写真を組み合わせた各構成は、親密な言語の断片のように慎重に選ばれた要素によって構成されている。精緻でありながら直感的でもあるこの視覚的配置は、かたちと色彩をどのように組み合わせ、物と物の間にどのような対話を生み出だすかという、作者特有の絵画的実践を明らかしている。
この作品群は、作品の舞台裏を垣間見るような、きわめて貴重な視点を与えてくれる。各イメージには作者自身による短いテキストが添えられており、ユーモアと詩性、率直さを併せ持つ明確に個人的な語り口によって、要素同士を結びつける物語や響き、記憶、あるいは偶然が語られる。
イメージと言葉の往復は、やがて中国風ポートレートのような、繊細な自己像を形づくっていく。本書のデザインは、作者が日常的に用いているドローイングパッドを想起させ、紙、フォーマット、そして思考の場としてのドローイングの重要性を際立たせている。
ヴィジュアルジャーナルであり、オブジェのコレクションであり、また感覚的な物語でもある本書は、明晰さと自由さに支えられた、作者の独自のヴィジョンを新たな角度から提示する一冊である。
イタリアを拠点として活動するフランス人アーティスト、ナタリー・ドゥ・パスキエ(Nathalie du Pasquier)の作品集。
本書はスタジオ・ノートとして構想され、ミラノのアトリエの床に直接配置するかたちで制作された、作者による一連のコンポジションを収録する。
日用品、ドローイング、書籍、写真を組み合わせた各構成は、親密な言語の断片のように慎重に選ばれた要素によって構成されている。精緻でありながら直感的でもあるこの視覚的配置は、かたちと色彩をどのように組み合わせ、物と物の間にどのような対話を生み出だすかという、作者特有の絵画的実践を明らかしている。
この作品群は、作品の舞台裏を垣間見るような、きわめて貴重な視点を与えてくれる。各イメージには作者自身による短いテキストが添えられており、ユーモアと詩性、率直さを併せ持つ明確に個人的な語り口によって、要素同士を結びつける物語や響き、記憶、あるいは偶然が語られる。
イメージと言葉の往復は、やがて中国風ポートレートのような、繊細な自己像を形づくっていく。本書のデザインは、作者が日常的に用いているドローイングパッドを想起させ、紙、フォーマット、そして思考の場としてのドローイングの重要性を際立たせている。
ヴィジュアルジャーナルであり、オブジェのコレクションであり、また感覚的な物語でもある本書は、明晰さと自由さに支えられた、作者の独自のヴィジョンを新たな角度から提示する一冊である。
