いま、ここにある神話 / 中沢新一
19cm×13cm 272P
神話は、遠い昔の物語ではなく、いまを生きる私たちのすぐそばにある――。宗教学者・人類学者の中沢新一が、現代社会に潜む“神話的思考”を読み解く。
ポケモンのパレード、デパートの物産展、アンパンマン、聖地巡礼、箱根駅伝など、一見すると身近で雑多な事象を入り口に、私たちが無意識のうちに共有している世界観や共同幻想の姿を浮かび上がらせていきます。
神話を過去の遺物としてではなく、現代人の心の奥でいまなお生き続ける「世界を理解するための装置」として捉え直すことで、ありふれた日常の風景がまったく違って見えてくるはず。複雑で分断された時代を生きるための、新しい思考の地図となる一冊です。
「神話はインポッシベーグルと同じような2・5次元の世界を生み出す能力を持ったナラティブである。私たちは驚異にみちたそのナラティブを、おもしろおかしく聴きながら、そこに含意されている教訓や世界観について考えたり、他の人たちとそれを共有することによって、共同幻想をつくりだす。私たちが「現実」と呼んでいるものの少なからぬ部分は、このような実際には存在しない2・5次元の不可能物体によってかたちづくられている。私たちの世界はじつは、インポッシベーグルの構造をした神話によって取り囲まれている。」
(「プロローグ」より)
神話は、遠い昔の物語ではなく、いまを生きる私たちのすぐそばにある――。宗教学者・人類学者の中沢新一が、現代社会に潜む“神話的思考”を読み解く。
ポケモンのパレード、デパートの物産展、アンパンマン、聖地巡礼、箱根駅伝など、一見すると身近で雑多な事象を入り口に、私たちが無意識のうちに共有している世界観や共同幻想の姿を浮かび上がらせていきます。
神話を過去の遺物としてではなく、現代人の心の奥でいまなお生き続ける「世界を理解するための装置」として捉え直すことで、ありふれた日常の風景がまったく違って見えてくるはず。複雑で分断された時代を生きるための、新しい思考の地図となる一冊です。
「神話はインポッシベーグルと同じような2・5次元の世界を生み出す能力を持ったナラティブである。私たちは驚異にみちたそのナラティブを、おもしろおかしく聴きながら、そこに含意されている教訓や世界観について考えたり、他の人たちとそれを共有することによって、共同幻想をつくりだす。私たちが「現実」と呼んでいるものの少なからぬ部分は、このような実際には存在しない2・5次元の不可能物体によってかたちづくられている。私たちの世界はじつは、インポッシベーグルの構造をした神話によって取り囲まれている。」
(「プロローグ」より)
