GEORGES JOUVE / ジョルジュ・ジューヴ (Georges Jouve)

GEORGES JOUVE / ジョルジュ・ジューヴ (Georges Jouve)

販売価格: 22,000円(税込)

数量:
31cm×24cm 288P


フランス人陶芸家、ジョルジュ・ジューヴ(Georges Jouve)の作品集。ジョルジュ・ジューヴの作品を包括的に収録した、デザイン史における資料的価値も高い一冊。

ジョルジュ・ジューヴは、20世紀を代表するセラミック・アーティストの一人。装飾家の両親のもとに生まれ、パリのエコール・ブールで彫刻を学んだ後、舞台美術家として活動した。第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜収容所から脱出して南仏ディウルフィの陶芸の村に身を寄せたことをきっかけに陶芸へと転向する。戦後はパリに工房を構え、彫刻的な造形感覚を生かした独創的な作品で高い評価を獲得した。

艶やかな黒釉をはじめ、白や深い色彩の単色釉をまとった作品は、器でありながら彫刻のような存在感を放つ。壺やランプ、ミラー、鳥や人物をモチーフにしたオブジェなど、その造形は自然や生命へのまなざしと抽象性をあわせ持ち、戦後フランスのモダンデザインを象徴するものとして現在も高く評価されている。シャルロット・ペリアンやジャン・プルーヴェらと同時代に活躍し、工芸と彫刻、機能と芸術の境界を軽やかに越えた表現は、多くの現代作家にも影響を与え続けている。


「フォルムは内部から生じ、それが外へ向かって押し広げられることで成立するものでなければならない。言い換えれば、内側から膨らむように形成されるべきである。これはオブジェに共通する原理である。エナメルは、豊かな曲面の上でこそ、その美しさを十分に発揮する。また、オブジェは何かを内包する存在であるべきだという考えがある。最小の容積に最大の内容を収めることは自然なことであり、たとえ実際には何も収める必要がない場合であっても、そのフォルムはなお、何かを内包する器としての感覚を失ってはならない。」
(ジョルジュ・ジューヴ)