母が笑う / シャンタル・アケルマン

母が笑う / シャンタル・アケルマン

販売価格: 3,520円(税込)

数量:
20cm×14cm 272P


映画監督・映像作家・作家のシャンタル・アケルマン(1950–2015)が、母の介護をしながら綴った自伝的な作品。

2013年、母ナタリアの病を知り、故郷ブリュッセルに戻ったアケルマン。家族写真や自身が撮影したスチール写真を交えながら、母との関係、家族や恋人たちとの記憶、自身の内面、そして精神の不調について率直に綴っています。

「老成した子供」のまま大人の世界になじめず、母がいなくなれば帰る場所を失ってしまう――。そんな切実な思いを抱えながら、母の病と向き合う日々。本書には、親密な関係のなかにある愛情や葛藤、喪失への予感が、飾らない言葉で刻まれています。

母ナタリアの晩年を記録した映画『No Home Movie』(2015)とも深く響き合う一冊。
個人的な記憶や家族の物語を通して、人が生きること、誰かを失うこと、そして自分自身の居場所を問いかけます。