汽水 / 田野英知(写真)、若尾真実(詩)
21cm×15cm 80P
写真家の田野英知と、編集者で詩人の若尾真実による、自然と人為が織りなす何気ない神秘、そしてそれらが気づかせてくれる普遍の真理を、写真と言葉で描写したアートブック。
<作品に寄せて>
"なにもない、ある島で、ひとり
水の反射、空のうつろい、折れた竹を鳴らす風
名前のないたくさんのものが、静かに押し寄せた
人と自然、過去と未来、わたしとあなた
時に相対するように考えてしまうけれど
水や空気や見えないものをとおして循環している
曖昧な空の色のように、混ざり合う水のように
境界など本当はどこにもないのだ
大切なことほど見えなくなってしまうから
日々の片隅にも、そっと置いておこうと思う"
写真家の田野英知と、編集者で詩人の若尾真実による、自然と人為が織りなす何気ない神秘、そしてそれらが気づかせてくれる普遍の真理を、写真と言葉で描写したアートブック。
<作品に寄せて>
"なにもない、ある島で、ひとり
水の反射、空のうつろい、折れた竹を鳴らす風
名前のないたくさんのものが、静かに押し寄せた
人と自然、過去と未来、わたしとあなた
時に相対するように考えてしまうけれど
水や空気や見えないものをとおして循環している
曖昧な空の色のように、混ざり合う水のように
境界など本当はどこにもないのだ
大切なことほど見えなくなってしまうから
日々の片隅にも、そっと置いておこうと思う"