うろん紀行 / わかしょ文庫
19cm×13cm 200P
再入荷しました。
〝平和島のブローティガン〟との呼び声が高い、わかしょ文庫(著者名です)による商業出版第一作。
笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTOCOの喧噪の中で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする――。
何かを読みながらどこかへ行く、あるいはどこかへ行って何かを読む。合間に思い起こされる著者の人生のあれこれや、小説を書くこと・読むことについての思索が、本書をちょっぴり危なっかしく、その分とても魅力的な《小説を読む物語》にしています。時折、読んでいる本の文体や視点が憑依するのも面白い。
『〈百年の孤独〉を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』の友田とん氏による出版レーベル「代わりに読む人」より。
再入荷しました。
〝平和島のブローティガン〟との呼び声が高い、わかしょ文庫(著者名です)による商業出版第一作。
笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTOCOの喧噪の中で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする――。
何かを読みながらどこかへ行く、あるいはどこかへ行って何かを読む。合間に思い起こされる著者の人生のあれこれや、小説を書くこと・読むことについての思索が、本書をちょっぴり危なっかしく、その分とても魅力的な《小説を読む物語》にしています。時折、読んでいる本の文体や視点が憑依するのも面白い。
『〈百年の孤独〉を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』の友田とん氏による出版レーベル「代わりに読む人」より。