JE DORS, JE TRAVAILLE / Valentine Schlegel
27.3cm×18.5cm 224P
再入荷しました。
フランス人彫刻家、ヴァレンタイン・シュレーゲル(Valentine Schlegel)の作品集。2017年に「ブレティニー現代美術センター(CAC Brétigny)」で開催された展覧会に伴い刊行されたもの。
作者はパリとセートとの間で活動し、自然からインスピレーションを受けながら、プリミティブかつ洗練された彫刻作品を制作してきた。さまざまなツールを兼ね備えたスイスアーミーナイフのように多岐にわたる技術を習得していき、木製の平皿や陶器の花瓶、革製のバッグ、石膏暖炉など、彫刻的な面も垣間見える日用品を手がけるようになる。時に友人でもある作家たちとのコラボレーションも行いながら、生来存在するヒエラルキーなど関係なしにそのデザインは次々と生まれていった。幻想的な作品群から日用品に至るまで、そのサイズや用途は非常にバラエティに富んでいた。殊に建築的な作品や日常生活に根付いた作品は、用いられる場所に固定されていることが多いため、作者の作品があまり知られることがなかった理由の一つにもなっている。
第4版となる本書は、今や1950年代を代表する作家とも言える作者の生涯と作品群を一挙に見せることで、美術のまた違う側面を発見させる。図版やアーカイブのほかに、彫刻家でありシュレーゲル研究家のエレーヌ・ベルタン(Hélène Bertin)によるテキストも収録。主な彫刻作品だけでなく、先述したような生活と彫刻との交わりを感じさせるインテリアや建築、そして1959年から2002年にかけて作者が個人向けに制作した約100基にも及ぶ暖炉に至るまで、この一冊が作者の全容を明らかにする。
再入荷しました。
フランス人彫刻家、ヴァレンタイン・シュレーゲル(Valentine Schlegel)の作品集。2017年に「ブレティニー現代美術センター(CAC Brétigny)」で開催された展覧会に伴い刊行されたもの。
作者はパリとセートとの間で活動し、自然からインスピレーションを受けながら、プリミティブかつ洗練された彫刻作品を制作してきた。さまざまなツールを兼ね備えたスイスアーミーナイフのように多岐にわたる技術を習得していき、木製の平皿や陶器の花瓶、革製のバッグ、石膏暖炉など、彫刻的な面も垣間見える日用品を手がけるようになる。時に友人でもある作家たちとのコラボレーションも行いながら、生来存在するヒエラルキーなど関係なしにそのデザインは次々と生まれていった。幻想的な作品群から日用品に至るまで、そのサイズや用途は非常にバラエティに富んでいた。殊に建築的な作品や日常生活に根付いた作品は、用いられる場所に固定されていることが多いため、作者の作品があまり知られることがなかった理由の一つにもなっている。
第4版となる本書は、今や1950年代を代表する作家とも言える作者の生涯と作品群を一挙に見せることで、美術のまた違う側面を発見させる。図版やアーカイブのほかに、彫刻家でありシュレーゲル研究家のエレーヌ・ベルタン(Hélène Bertin)によるテキストも収録。主な彫刻作品だけでなく、先述したような生活と彫刻との交わりを感じさせるインテリアや建築、そして1959年から2002年にかけて作者が個人向けに制作した約100基にも及ぶ暖炉に至るまで、この一冊が作者の全容を明らかにする。