BOOK ARTS AND CRAFTS vol.7 本のある場所

BOOK ARTS AND CRAFTS vol.7 本のある場所

販売価格: 1,100円(税込)

21cm×15cm 32P


編集、デザイン、印刷から製本まで、丁寧な本づくりの「技術」と「文化」を次の世代に受け継いでいくための、「人」と「場」を育てる取り組みをしている本づくり協会が発行する『BOOK ARTS AND CRAFTS』。

第7号の特集は「本のある場所」。

今秋オープンの図書室「本づくり文庫」について、約二年間の準備期間のみちのりと、幅広い蔵書の紹介。元・県立長野図書館長の平賀研也さんインタビュー「本棚から世界が見える」、革装の製本を手掛ける加藤精彦商店の工場探訪、戦後の日本の本づくりを現場で見てきた美篶堂の創業者、上島松男さんの聞き書き「上島松男物語」など、多種多様な話題が満載。

誰かの手で生み出された「本」という物体。それを並べた本棚にも、誰かの手が入っている。
そこにおさめられたテキストの内容と呼応しつつも独自の体系を持つ、とんでもなく深くて広い、もうひとつ「本」の世界に触れられる小さな冊子です。

嘉瑞工房、活版印刷の栞付き。



目次:
【目次】
特集 本のある場所

ようこそ、本づくり文庫へ

本づくり文庫 蔵書紹介
「本を知り、本を思う クラフトマンシップに触れる -高岡昌生さんの寄託本-」

平賀研也さんインタビュー「本棚から世界が見える」

工場探訪 「ただ一つの革」(有)加藤精彦商店を訪ねて

連載 上島松男物語 その3 製本職人、デザイナーに会う

新刊案内 谷川俊太郎詩画集『目に見えぬ詩集』ができるまで

本づくり協会の活動リポート