花 / 市村柚芽
26.5cm×18.9cm 96P
スリーブケース入り
通りすぎた記憶の風景や体験、花、静物を描く画家、市村柚芽による、花の作品集。
本書には、2020年から約3年の間に描いた花の絵47点を時系列に掲載。絵だけではなく、花を描く日々の中で書かれた日記と空想のお話が一緒に綴じられています。
描かれているのは、野草でも鉢植えの花でもなく、花屋で買った切り花。
生きているが、生きていく花ではない。
花に対しての感情は描くほど変化し続け、それは鏡のように絵に表れる。
ぼぉっと発光するように描かれた花々には、どこか意思をもって話しかけてくるような、不思議な生命のちからを感じます。
―――
私はある日、すずしい場所で/あたたかい場所で、花だと思っているものの絵を描きました。
その輪郭の内側を自分勝手に夢見ながら、
生きることの美しさと醜さとを突きつけられながら。
私は描くことをやめられずにいます。
そんな日々を記録し、また思い出したり、濁したりしながら制作した本です。
(市村柚芽)
スリーブケース入り
通りすぎた記憶の風景や体験、花、静物を描く画家、市村柚芽による、花の作品集。
本書には、2020年から約3年の間に描いた花の絵47点を時系列に掲載。絵だけではなく、花を描く日々の中で書かれた日記と空想のお話が一緒に綴じられています。
描かれているのは、野草でも鉢植えの花でもなく、花屋で買った切り花。
生きているが、生きていく花ではない。
花に対しての感情は描くほど変化し続け、それは鏡のように絵に表れる。
ぼぉっと発光するように描かれた花々には、どこか意思をもって話しかけてくるような、不思議な生命のちからを感じます。
―――
私はある日、すずしい場所で/あたたかい場所で、花だと思っているものの絵を描きました。
その輪郭の内側を自分勝手に夢見ながら、
生きることの美しさと醜さとを突きつけられながら。
私は描くことをやめられずにいます。
そんな日々を記録し、また思い出したり、濁したりしながら制作した本です。
(市村柚芽)