手芸とエンパワメント: 私たちが紡ぐもの / 山崎明子

手芸とエンパワメント: 私たちが紡ぐもの / 山崎明子

販売価格: 2,200円(税込)

数量:
19cm×13cm 232P


視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論の研究者である山崎明子が、手芸とジェンダーという視点から、女性たちとものづくりの歴史をたどった手芸文化論。

手芸は、誰かのために何かをつくる営みであると同時に、自分自身を支え、励まし、ときには解放する行為でもあります。本書では家庭のなかで「役割」として担わされてきた手仕事が、母から娘へと受け継がれ、人と人を結びつけ、居場所を育み、やがて「自分のためにつくる」実践へと変化していく過程を丁寧に読み解いていきます。手芸は趣味でも、技術でも、単なる生活の知恵でもなく、人をエンパワメントする力を秘めた文化でもある——。そんな視点は、普段手芸をしない人にとっても新鮮な発見に満ちています。

手芸を入口にケアやコミュニティ、ジェンダーまでを軽やかに横断し、社会や暮らしを見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊。