漱石全集を買った日 / 山本善行、清水裕也

漱石全集を買った日 / 山本善行、清水裕也

販売価格: 1,430円(税込)

17cm×10cm 210P


京都の古書店「善行堂」店主の山本善行さんと、そのお店の常連の清水裕也さんによる本書は、古本を知らなかった青年が、どのようにして古本の魅力に憑りつかれ、蒐集するようになったかを、対談形式で解き明かした1冊です。

社会人であった関西在住の堅気の青年は、自分を変えたくて、読書をしようと思いつく。新刊書店で村上春樹や福岡伸一の本を買って読んでも生活に変化はなかったが、ある日、古本屋さんで「漱石全集」を買い、そこから人生が激変する。次々にほしい本が出てきて、古本屋さんへ通う日々。いつしか人生は古本が中心になっていった……。

読めば、いますぐ古本屋さんに行きたくなります。装画は武藤良子さん。新書版の小さな古本入門です。