「国語」から旅立って / 温又柔
19cm×13cm 272P
再入荷しました。
台湾人の両親を持ち、3歳の時に台北から東京に引っ越して、以来ずっと日本で暮らしてきた作家の温又柔が、幼少期から小説家になるまでの様々な体験をもとに綴ったエッセイ集。
両親が話す台湾語と台湾の中国語の混じった言葉。日本の小学校で、日本語とその文字と出会った時のこと。「自分の母語を取り戻したい」と、高校、大学、留学先で学んだ中国語。自分自身のアイデンティティと分かちがたく結びつく「ことば」の中で惑い揺れながら、“自分の言葉”を獲得するまで。
「日本語は日本人のためだけのものじゃない」という著者の声が明るく、そして重く響いてきます。
再入荷しました。
台湾人の両親を持ち、3歳の時に台北から東京に引っ越して、以来ずっと日本で暮らしてきた作家の温又柔が、幼少期から小説家になるまでの様々な体験をもとに綴ったエッセイ集。
両親が話す台湾語と台湾の中国語の混じった言葉。日本の小学校で、日本語とその文字と出会った時のこと。「自分の母語を取り戻したい」と、高校、大学、留学先で学んだ中国語。自分自身のアイデンティティと分かちがたく結びつく「ことば」の中で惑い揺れながら、“自分の言葉”を獲得するまで。
「日本語は日本人のためだけのものじゃない」という著者の声が明るく、そして重く響いてきます。