BARBACHICA / 網代幸介
22.5cm×19cm 64P
初版限定1000部
初回入荷分:サイン入り
架空の物語を創り、その中の登場人物たちに命を与えるように独自の世界観を表現してる作家、網代幸介による作品集。
本書は、2018年の『Огонёк』(アガニョーク)に続き、ナターシャという架空の画家になりきって描かれた作品群をあつめた、美術展カタログのような一冊。
油彩、アクリル、鉛筆画の他にナターシャの愛用品や年表、解説などからその人物像に迫ります。
戦火を逃れて家族で疎開したフランス、マリー・ローランサンへの憧れ、絵描きを志して一人暮らしを始めたパリ、宝くじ売り場で働いているときに出会ったサム老人との交流、病気の妹を励ますために開いた初めての個展…。
不思議なことに、普段の網代作品とはまた違う、これらの不思議な作品群を眺めていると、“実存”という言葉が揺らぐのを感じます。少なくともこの本を開いているあいだ、眼前にはナターシャの作品が「ある」。これは確かなこと。小野正嗣さんの素晴らしい解説も、空想のなかで遊ぶ楽しさをより深めてくれます。
網代幸介|Kosuke Ajiro
1980年東京都生まれ、東京在住の画家。
面、立体、アニメーションなど様々な方法で物語のある空想世界でみる人を惹きつける。 定期的に個展を開催する他、装画や演劇のビジュアルなどの仕事に加え、 『サーベルふじん』(小学館)、『きしししし』(ミシマ社)などの絵本も手がける。
初版限定1000部
初回入荷分:サイン入り
架空の物語を創り、その中の登場人物たちに命を与えるように独自の世界観を表現してる作家、網代幸介による作品集。
本書は、2018年の『Огонёк』(アガニョーク)に続き、ナターシャという架空の画家になりきって描かれた作品群をあつめた、美術展カタログのような一冊。
油彩、アクリル、鉛筆画の他にナターシャの愛用品や年表、解説などからその人物像に迫ります。
戦火を逃れて家族で疎開したフランス、マリー・ローランサンへの憧れ、絵描きを志して一人暮らしを始めたパリ、宝くじ売り場で働いているときに出会ったサム老人との交流、病気の妹を励ますために開いた初めての個展…。
不思議なことに、普段の網代作品とはまた違う、これらの不思議な作品群を眺めていると、“実存”という言葉が揺らぐのを感じます。少なくともこの本を開いているあいだ、眼前にはナターシャの作品が「ある」。これは確かなこと。小野正嗣さんの素晴らしい解説も、空想のなかで遊ぶ楽しさをより深めてくれます。
網代幸介|Kosuke Ajiro
1980年東京都生まれ、東京在住の画家。
面、立体、アニメーションなど様々な方法で物語のある空想世界でみる人を惹きつける。 定期的に個展を開催する他、装画や演劇のビジュアルなどの仕事に加え、 『サーベルふじん』(小学館)、『きしししし』(ミシマ社)などの絵本も手がける。