35歳からの反抗期入門 / 碇雪恵

35歳からの反抗期入門 / 碇雪恵

販売価格: 1,210円(税込)

数量:
19cm×13cm 128P

再入荷しました。


フリーランスライターの著者が、35歳の時に発症した、遅すぎる反抗期についての文章をまとめたエッセイ集。

反抗期。それは、自分と社会(世界)との関係をもう一度見つめ直す時間。


―――

人と距離を詰めたいけれど一方的に近づかれるのはこわい。
好きな人には好かれたいが他人から女としての査定をされたくない。
周囲から浮きたくないし社会の物差しで測られたくもない。

なんかそんなふうにわがままばっかり書いている気もしますが正直な気持ちだか ら仕方ない。それどころかわがままを一旦良し悪し判断せずに見つめたことが自分を卑下しなくて済むようになったーつの理由じゃないかと思います。
(「はじめに」より)


目次:
はじめに
べつに自由じゃない
リクナビペアーズマイナビティンダー
しあわせな村人だったときのこと
やさしさもSEXも両方あっていい ーー映画『この星は、私の星じゃない』をみて
STOP神格化(そして健康に目を向ける)
この世のすべての人のためには泣けない
東京の価値観
善き行動の一部始終
俺の値段は俺が決める
トイレその後に(男性ver.)
産まれたらもう無力ではないーー映画『ハッピーアワー』をみて
花束には根がない
遅れてきたレイジアゲインスト花束
いまさらですけど花束雑感ーー映画『花束みたいな恋をした』をみて
夢のよう、っていうか実際夢だった
愛に気がつくためのケアをーー映画『すばらしき世界』をみて
派遣とフリーランス兼業の現状と悩み
打算のない関係だけが美しいのかーー映画『愛について語るときにイケダの語ること』をみて
雑な言葉に抵抗したい
STOP神格化2022(というかBreak the ファンタジー)