夫婦間における愛の適温 / 向坂くじら
19cm×12cm 204P
再入荷しました。
デビュー詩集『とても小さな理解のための』が各所で話題になった、現在最もメディアから注目を集める詩人、向坂くじらによる初の散文集。
暮らしより大切なものがある人間は、いかにして暮らせばよいのだろうか?
「まずもって、あの夫というやつは臆病すぎる。合理的であるということを隠れ蓑に、ただ予期せぬものの訪れを怖がっているだけ。なんだい、なんだい、びびりやがって。くされチキンがよ。だいたい、すべて計画通りの毎日なんてつまらないじゃないか。(中略)そのくされチキンがある日、なんの前触れもなく急須を一式買って帰ってきた」(本文より)
【著者略歴】
向坂くじら(さきさか・くじら)
詩人、国語教室ことぱ舎代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読を担当。第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。一九九四年生まれ、埼玉県在住。
再入荷しました。
デビュー詩集『とても小さな理解のための』が各所で話題になった、現在最もメディアから注目を集める詩人、向坂くじらによる初の散文集。
暮らしより大切なものがある人間は、いかにして暮らせばよいのだろうか?
「まずもって、あの夫というやつは臆病すぎる。合理的であるということを隠れ蓑に、ただ予期せぬものの訪れを怖がっているだけ。なんだい、なんだい、びびりやがって。くされチキンがよ。だいたい、すべて計画通りの毎日なんてつまらないじゃないか。(中略)そのくされチキンがある日、なんの前触れもなく急須を一式買って帰ってきた」(本文より)
【著者略歴】
向坂くじら(さきさか・くじら)
詩人、国語教室ことぱ舎代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読を担当。第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。一九九四年生まれ、埼玉県在住。