終わりと始まり / ヴィスワヴァ・シンボルスカ
18cm×12cm 126P
再入荷しました。
1996年にノーベル文学賞を受賞したポーランドの詩人、ヴィスワヴァ・シンボルスカによる詩集。
詩人は、どこまでも個人的な視点で世界をまなざし、戦時の厳しい時代にも、いや、だからこそ日々の暮らしの尊さに目を凝らし言葉にしたためた。
―――
戦争が終わるたびに
誰かが後片付けをしなければならない。
物事がひとりでに
片づいてくれるわけではないのだから
誰かが瓦礫を道端に
押しやらなければならない
死体をいっぱい積んだ
荷車が通れるように
(「終わりと始まり」より)
ノーベル文学賞記念講演も併録。
長く読みつないでほしい1冊です。
再入荷しました。
1996年にノーベル文学賞を受賞したポーランドの詩人、ヴィスワヴァ・シンボルスカによる詩集。
詩人は、どこまでも個人的な視点で世界をまなざし、戦時の厳しい時代にも、いや、だからこそ日々の暮らしの尊さに目を凝らし言葉にしたためた。
―――
戦争が終わるたびに
誰かが後片付けをしなければならない。
物事がひとりでに
片づいてくれるわけではないのだから
誰かが瓦礫を道端に
押しやらなければならない
死体をいっぱい積んだ
荷車が通れるように
(「終わりと始まり」より)
ノーベル文学賞記念講演も併録。
長く読みつないでほしい1冊です。