工藝とは何か / 赤木明登+堀畑裕之
21cm×14.8cm 363P
スリーブケース入り
「美しいものとは何か?」「つくることの根源的な意味とは何か?」黒田泰蔵の仕事、禅、民藝、カント哲学を手がかりに、塗師・赤木明登と服飾デザイナー・堀畑裕之が、多彩なゲストと共に対話をつづけ、その核心に迫っていく。民藝を咀嚼し、更新していく、新たな工藝論。
端正な造本にも拘りが感じられる、まさに工藝品のような一冊です。
―――
「…近代化が、建築や工藝にどのような変化をもたらし、どのような問題を引き起こしてきたのかを、これから探ってみたいと思う。そしていちど近代というものを通過した工藝の、二十一世紀における新たな役割とは何かをあきらかにしてみよう。
ぼくはいま、いにしえの切実な信仰心を否定することなく、また、近代的合理主義の恩恵をも否定することなく、両者の上に立つ第三の道がありえるのではないかと考えている。だとしたら、それを先駆けて担うのが、ポスト・コロナの時代に、工藝にこそ課せられた仕事ではないだろうか。」
(はじめに より)
スリーブケース入り
「美しいものとは何か?」「つくることの根源的な意味とは何か?」黒田泰蔵の仕事、禅、民藝、カント哲学を手がかりに、塗師・赤木明登と服飾デザイナー・堀畑裕之が、多彩なゲストと共に対話をつづけ、その核心に迫っていく。民藝を咀嚼し、更新していく、新たな工藝論。
端正な造本にも拘りが感じられる、まさに工藝品のような一冊です。
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「…近代化が、建築や工藝にどのような変化をもたらし、どのような問題を引き起こしてきたのかを、これから探ってみたいと思う。そしていちど近代というものを通過した工藝の、二十一世紀における新たな役割とは何かをあきらかにしてみよう。
ぼくはいま、いにしえの切実な信仰心を否定することなく、また、近代的合理主義の恩恵をも否定することなく、両者の上に立つ第三の道がありえるのではないかと考えている。だとしたら、それを先駆けて担うのが、ポスト・コロナの時代に、工藝にこそ課せられた仕事ではないだろうか。」
(はじめに より)