宗教とデザイン / 松田行正

宗教とデザイン / 松田行正

販売価格: 3,850円(税込)

19cm×12cm 384P


再入荷しました。


デザインの歴史探偵を標榜する、グラフィック・デザイナーで装丁家の松田行正が編纂した、ビジュアルな説得力が不可欠だった、宗教がこれまで生み出してきた数々の「デザイン」とその歴史を網羅する類のない一冊。

世界、布教、祈り、そして神。宗教はこれらをどのように「デザイン」してきたのか?
それは、「過剰な忖度」と「誤解する美学」である。

シンメトリー、カリグラフィー、縦組み書式、楽譜や音符、書籍のサイズや章扉、色、絵画、建築……世界のありとあらゆる表現の原点には「宗教」と「デザイン」があった!

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古代からつづいてきた宗教の表現は、「人間の考えること」の途方もなさ、すばらしさに満ち溢れている。それはいいかえれば、「人間讃歌」ということでもある。それを少しでも伝えられたら本書の目的は達せられたといえるかもしれない。
(著者「はじめに」より)