WORKSIGHT 23 料理と場所PLATES ＆ PLACES

22cm×25cm 128P


黒鳥社が編集・制作を担当する、「自律協働社会」という社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究・発信するマガジン『WORKSIGHT』。

今号のテーマは「料理と場所PLATES ＆ PLACES」。

あの時、あの場所で食べた、あの料理。料理を媒介として、あなたは時間と空間と直接つながる。ラジカルなまでにローカルで、多元的で、分散的な「食」の世界は、奔放で、豊かだ。

【目次】
〜エッセイ〜
関口涼子（詩人）『その日のおすすめ』パリ11区（フランス）
イスクラ（旧社会主義国製品バイヤー・雑貨店店主）『ゾルヤンカ』ノイエンハーゲン（東ドイツ）
門司紀子（弾丸トラベライター）『鹹豆漿』台北・MRT善導寺駅（台湾）
岩間香純（アーティスト）『トリパ・ミシキー』キト（エクアドル）
Sami Tamimi（料理人・作家）『パレスチナの味』東エルサレム（イスラエル）
鷹鳥屋明（中東コーディネーター）『カブサ』リヤド（サウジアラビア）
周永河（作家）『冷麺』ソウル（韓国）
佐々木美佳（映画監督）『発酵筍と豚肉のカレー』コルカタ（インド）
矢代真也（編集者）『お茶漬け』烏丸丸太町、京都（日本）
合田真（日本植物燃料CEO）『ピリピリ』マプト（モザンビーク）
佐久間裕美子（文筆家）『ラーメン』ミッドタウン（USA）
小原一真（写真家）『サロ』スラブティチ（ウクライナ）
古川不可知（文化人類学者）『リキクル』ポルツェ村、ソルクンブ郡（ネパール）
野平宗弘（東京外国語大学准教授）『苦い草の鍋』ホーチミン（ベトナム）

▷ブックガイド
▷表紙イラスト：今日マチ子