失われた「実家」を求めて / 飯村大樹
19cm×13cm 118P
前作のエッセイ『サッド・バケーション』が当店でも好評だった、東京在住のデザイナーによる「実家」をめぐる実践の記録。
不仲の両親の元で育ち、両親の離婚〜父の再婚を経て「実家」を失った著者は、「家族」というものや、人と親密な関係性を築くこと自体を前向きにとらえることができずにいる。
自身のそうした心の在り様と向き合うために、著者は10年以上まともに話していなかった父と母、妹にインタビューを決行した。
「私の「実家」とは一体なんだったのか。あの場所や時間は、失敗だったのだろうか。」
(「まえがき」より)
千差万別な家族のかたち、家族というくくりの中にいるバラバラの人間たち。だから解きほぐすのは難しい。
「実家」や「家族」について考えたいひと、思うところがあるひと、傷を抱えているひと。
ひとりの個人的な試みが、遠いどこかにいる誰かの助けになる。そういう一冊になり得ると思います。
前作のエッセイ『サッド・バケーション』が当店でも好評だった、東京在住のデザイナーによる「実家」をめぐる実践の記録。
不仲の両親の元で育ち、両親の離婚〜父の再婚を経て「実家」を失った著者は、「家族」というものや、人と親密な関係性を築くこと自体を前向きにとらえることができずにいる。
自身のそうした心の在り様と向き合うために、著者は10年以上まともに話していなかった父と母、妹にインタビューを決行した。
「私の「実家」とは一体なんだったのか。あの場所や時間は、失敗だったのだろうか。」
(「まえがき」より)
千差万別な家族のかたち、家族というくくりの中にいるバラバラの人間たち。だから解きほぐすのは難しい。
「実家」や「家族」について考えたいひと、思うところがあるひと、傷を抱えているひと。
ひとりの個人的な試みが、遠いどこかにいる誰かの助けになる。そういう一冊になり得ると思います。