宇宙の果てには売店がある: 生活感のあるSF掌編集 / せきしろ
13cm×9cm 256P
自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろによる超掌編のSF小説集。
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録。
これらたった数行のショートショートが、読者に無限に想像を掻き立てる。お見事!な名作。
《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》
《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》
《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》
《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録。
「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。
SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」
――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より
自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろによる超掌編のSF小説集。
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録。
これらたった数行のショートショートが、読者に無限に想像を掻き立てる。お見事!な名作。
《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》
《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》
《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》
《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録。
「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。
SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」
――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より