Parallax 視差 1

Parallax 視差 1

販売価格: 3,000円(税込)

数量:
16cm×12cm 304P
テキスト:日英バイリンガル

京都大学で建築・都市・文化人類学を学ぶ博士課程の大学院生、佐古田晃朗、森口武、成原隆訓の3名により創刊された、「どこかの場所で何かを直感する」経験をベースにした会話の記録と論考を編纂するプロジェクト『Parallax』の創刊号。


私たちの世界に偏在する、誰も言葉にできない危機感や不気味さ。この社会がなかったことにして触れずにいるなにか。はっきりと見えてはいないが「なにかある」という感覚。タイトルになっている「Parallax(視差)」とは、ある対象を異なる複数の位置から観測したときに生まれる見え方のズレを指す言葉です。本書では、複数の人の視点や言葉が行き交いながら、一つの思考の空間が立ち上がることを目指しました。建築や都市、人文学、アートなどの分野に関心のある方をはじめ、幅広い読者に向けた一冊です。
(Parallax編集部)

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【目次】

会話1 鉱山跡地における放擲された空間
(富樫遼太+篠原雅武+佐古田晃朗+成原隆訓)

視差についての覚書 言葉と世界のあいだで
(森口武)

会話2 無味乾燥で停滞した空間に抗うための銭湯
(大久保勝仁+篠原雅武+佐古田晃朗+成原隆訓+森口武)

視差についての覚書 裂け目で踊り続けること
(佐古田晃朗)

会話3 晴れた空に突き放される
(佐藤真優+佐古田晃朗+成原隆訓+森口武)

視差についての覚書 いつか来る人をカメラを携え待つ
(成原隆訓)

会話4 自分に染みついたものを食べなおす「焼かない陶芸」
(坂本森海+佐古田晃朗+成原隆訓+森口武)

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佐古田晃朗(さこだ てるあき)
1997年生まれ。徳島県出身。建築家。京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了。2025年から京都大学総合生存学館博士後期課程在籍。

森口武(もりぐち たける)
1998年生まれ。大阪府出身。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程在籍。専門は人類学。

成原隆訓(なりはら たかのり)
1993年京都市生まれ。デザイナー・研究者。映像作家による風景の制作を研究し、場所への態度の会得と実践を試みる。修士(工学)。現在、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程在籍。京都精華大学デザイン学部人間環境デザイン専攻非常勤講師、宝塚市立看護専門学校非常勤講師。