うしろめたさの人類学 / 松村圭一郎
19cm×13cm 192P
再入荷しました。
市場、国家、社会...断絶した世界から「つながり」を取り戻すために「構築人類学」という新たな学問手法で追求した、文化人類学者、松村圭一郎による著作。
強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある。「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。
うんざりするようなニュースばかりが流れ、社会がどんどん硬直化してしまっているように思える今日。そんな状況をわたしたちはどのように乗り越えていけばいいのか。不寛容な眼差しは、無関心、断絶を生み続けてしまう。ならば、寛容さをもって見方・とらえ方をずらしてみてはどうだろう。「では、どうすれば?」を柔軟な態度で考え続けることこそが、不必要な境界を取り払う唯一の手段かもしれない。
_____
世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。
――「はじめに」より
再入荷しました。
市場、国家、社会...断絶した世界から「つながり」を取り戻すために「構築人類学」という新たな学問手法で追求した、文化人類学者、松村圭一郎による著作。
強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある。「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。
うんざりするようなニュースばかりが流れ、社会がどんどん硬直化してしまっているように思える今日。そんな状況をわたしたちはどのように乗り越えていけばいいのか。不寛容な眼差しは、無関心、断絶を生み続けてしまう。ならば、寛容さをもって見方・とらえ方をずらしてみてはどうだろう。「では、どうすれば?」を柔軟な態度で考え続けることこそが、不必要な境界を取り払う唯一の手段かもしれない。
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世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。
――「はじめに」より