聴こえない母に訊きにいく / 五十嵐大
19cm×13cm 216P
元ヤクザの祖父、宗教信者の祖母、耳の聴こえない両親のもとで育ったコーダである著者が、母について綴ったエッセイ集。
聴こえない「母」が、聴こえる「ぼく」を産むまで――。
「優生保護法」――障害者が生まれることを防止し、女性が産むことを管理しようとした悪法が存在した時代、「母」はどのように生きたのか。「ぼく」はどのようにして生まれたのか。
母に、ずっと訊いてみたいことがあった。ぼくの耳は聴こえるけれど、本当はどちらが良かった?
聴こえる子どもと聴こえない子ども、どちらを望んでいた?
幸せだった瞬間も、悲しかった瞬間も、すべて。コーダである息子が未来に進むために描く、小さな家族の歴史。
元ヤクザの祖父、宗教信者の祖母、耳の聴こえない両親のもとで育ったコーダである著者が、母について綴ったエッセイ集。
聴こえない「母」が、聴こえる「ぼく」を産むまで――。
「優生保護法」――障害者が生まれることを防止し、女性が産むことを管理しようとした悪法が存在した時代、「母」はどのように生きたのか。「ぼく」はどのようにして生まれたのか。
母に、ずっと訊いてみたいことがあった。ぼくの耳は聴こえるけれど、本当はどちらが良かった?
聴こえる子どもと聴こえない子ども、どちらを望んでいた?
幸せだった瞬間も、悲しかった瞬間も、すべて。コーダである息子が未来に進むために描く、小さな家族の歴史。