アジアを読む文芸誌『オフショア』第五号「音楽の聴き方について考える」

アジアを読む文芸誌『オフショア』第五号「音楽の聴き方について考える」

販売価格: 2,200円(税込)

数量:
19cm×13cm  288P


様々な寄稿者を迎え、アジアのインディー音楽やインディペンデントなアート・シーンをはじめとする様々なカルチャーを、エッセイや論考、創作などを通じて紹介していく「アジアを読む」文芸誌『オフショア』。

極個人的なそれぞれの立場から見た「アジアの今」。音楽、アート、カルチャーを通してのカジュアルな交流のその一歩向こう側に踏み出して、日本とアジアの関係の適切な積み重ね方を探ります。

今号の特集は、「音楽の聴き方について考える」。
音楽とアイデンティティ、音楽と“政治”、音楽とアジア表象――。これまでで最も多様な視点を盛り込み、かつ重層的な号となっています。


掲載内容
■特集「音楽の聴き方について考える」
・女のインドネシア・ポップス(武部 洋子)
・タイポップと真剣に向き合ったらダイナミック琉球にぶち当たった(DJ 817)
・インドネシアのジャズを聴く会ドキュメント[於:実験的談話室 主水 MONDO](佐藤 マタ)
・中華世界へのまなざし―台湾で撮影されたミュージックビデオを観る(長嶺 亮子・山本 佳奈子)

■生徒として、教員として―とある美術部の歴史とはなし(金 潤実)
■BARよなき2024年業務日誌[抄録](よなき)
■台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―1990年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として「メディアづくりを通じた市民意識の醸成とは」(和田 敬)
■ザイ・クーニンの表現にみるアイデンティティ―血、海、家(齊藤 聡)
■自炊アナキズム(高岡 大祐)
■私の弘大漂流記(清水 博之)
■消費主義的アジアンカルチャーから足もとのアジアへ(山本 佳奈子)