『たやさない つづけつづけるためのマガジン』vol1

『たやさない つづけつづけるためのマガジン』vol1

販売価格: 990円(税込)

15cm×10cm 80P

再入荷しました。


自分自身がこれと決めたものづくりを「つづけつづける」ために、何ができるか。建築家、ブックカフェ店主、リトルプレスの作り手、起業家……。華々しいお披露目以外の日々に、淡々と続いていくものづくりの日常と彼らの取り組みから、つづけつづけるためのヒントを探るリトルプレス『たやさない つづけつづけるためのマガジン』。

始めるのは容易く、つづけることこそ難しい。何度も聞いたことばだ。けれど、始めることも別にそれほど容易くはなかった。(中略)何もわからないなかで一生懸命やってみて、気づけばなんとか動き出すことができた。自分にもできることがあったと嬉しくなった。そしていよいよ、つづけるということが目の前に立ちはだかった(まえがきより)。


それぞれの考えやペースを持って活動を続ける5名の書き手によるエッセイを収録しています。


《今号の書き手》
●ZINE『BEACON』編集 石垣慧
「それから、僕はものを書くようになった。溜め込んできた想いを吐き出すように書いた。文字や本に携わる仕事をしてみたいと思うようになった。」

●本と文学めしAndbooks 大谷正世
「そこまで好きだったのに、自分が納得する形で本に関わって来なかったことを後悔した。だからこ
そ、今だからできることをこれからの時間で一つずつ取り戻したいと奮闘している。」

●建築家 杉山由香
「何者かになりたいという気持ちは際限のない承認欲求だ。それは自分を励ましもするが、傷つけもする。私が前に勤めていた建築設計事務所を辞めたのは精神的にまいってしまい体調を崩したからだった。」

●アフリカドッグス 中須俊治
「ぼくはめんどくさいやつだ。行ってみないとわからないし、やってみないとわからない。相談に乗ってくれる大人たちや先輩たちからアドバイスをもらっても、自分で失敗してみるまで納得できない。」

●烽火書房 嶋田翔伍
「そんなことをやりながら、僕はものすごく遅い速度で、生活すべてひっくるめて本づくりをつづけつづけようとしている。」