歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む / 上坂あゆ美、岡本真帆
17.5cm×11cm 176P
どちらも2022年に刊行され大きく話題になった、『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)の上坂あゆ美と、『水上バス浅草行き』(ナナロク社)の岡本真帆がお互いの歌集を読みつくす。
岡本さんの歌から感じる「明るさ」の理由、「犬」性、喪失の受容について。上坂さんの歌集の構成、重さと軽さ、地元や家族の呪縛、生きること。気になった歌をあげながら読んでいきます。
「歌集副読本」とはいうものの二人とも自作については解説していないので、これはあくまでも「私はこう読んだ」という一例。他の人の読みを聞いたり読んだりすることで、まったく気づいていなかった歌の魅力を発見したり、歌全体のイメージが変わったり、自分の読みが深まったり。
日頃から交流のある二人ならではの素顔も見え隠れして、それもまたよしです。
歌集刊行後の新作短歌と書き下ろしエッセイも掲載されています。
それぞれの歌集を読んだ後はもちろん、読む前でも是非◎
どちらも2022年に刊行され大きく話題になった、『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)の上坂あゆ美と、『水上バス浅草行き』(ナナロク社)の岡本真帆がお互いの歌集を読みつくす。
岡本さんの歌から感じる「明るさ」の理由、「犬」性、喪失の受容について。上坂さんの歌集の構成、重さと軽さ、地元や家族の呪縛、生きること。気になった歌をあげながら読んでいきます。
「歌集副読本」とはいうものの二人とも自作については解説していないので、これはあくまでも「私はこう読んだ」という一例。他の人の読みを聞いたり読んだりすることで、まったく気づいていなかった歌の魅力を発見したり、歌全体のイメージが変わったり、自分の読みが深まったり。
日頃から交流のある二人ならではの素顔も見え隠れして、それもまたよしです。
歌集刊行後の新作短歌と書き下ろしエッセイも掲載されています。
それぞれの歌集を読んだ後はもちろん、読む前でも是非◎