パンクの系譜学 / 川上幸之介

パンクの系譜学 / 川上幸之介

販売価格: 2,860円(税込)

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21cm×15cm 384P

Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行ってきた研究者・川上幸之介が、音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫った画期的著作。

パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ。

ロックと現代アートから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の実践を通して社会に影響を与え、人間性の回復をもたらしてきた。最新の研究を踏まえ、その系譜を現在まで辿る。

「パンクはこれまで幾度となく死んだと言われてきた。しかし、支配と抑圧という概念が存続する限り、「パンクス・ノット・デッド」は常に例証し続けられるだろう」
(「おわりに」より)



パンクは、虐げられた者たちが世界を変える、反逆の声だった。リズミカルな文章でビートを刻み、150年にわたるパンクの系譜をスケーターのように滑走していく。この壊れかけた世界を生き抜く、すべての人のために。
―――松村圭一郎(文化人類学者)

パンクな研究者のパンクな記述によるパンクの歴史。すべての対抗文化運動はパンクへと通じる。
―――毛利嘉孝(社会学者)