ジェンダー写真論 増補版 / 笠原美智子

ジェンダー写真論 増補版 / 笠原美智子

販売価格: 3,080円(税込)

19cm×13cm 520P


東京都写真美術館や東京都現代美術館の学芸員の笠原美智子が、女性とLGBTQにとって激動の時代であるこの30年の間に、アーティストたちがどのように戦い、表現してきたかを記した『ジェンダー写真論 1991-2017』(2018年刊)に新テキストを大幅に加えた増補版。

「ある人がかつてわたしに、フェミニズムとは究極的には『愛』なのではないんかと語ってくれたことがある。それぞれの多様さ、曖昧さを引き受けながら、いかに理解し合えるか」

アーティスト・長島有里枝と女性アーティストの状況について振り返る記念碑的な語り下ろし対談「なぜ、私たちは出会えなかったのか。」他、新たな論考や自らの身体の痛みと美術界への本音を綴るエッセイ他を収録。