植物考 / 藤原辰史

植物考 / 藤原辰史

販売価格: 2,200円(税込)

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19cm×13cm 240P

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農業や食の思想史を専門とする歴史学者、藤原辰史が、植物のふるまいに目をとめ、歴史学、文学、哲学、芸術を横断しながら人間観を一新する、スリリングな思考を綴った論考集。

はたして人間は植物より高等なのか?人間がもつ植物性とはどんなことか。
根、花、葉、種とは何なのか。人間は植物に何を見てきたのか。人間は植物とどのような関係を結べるのだろうか。

植物学者のマンクーゾ、哲学者のコッチャ、ベンヤミン、いとうせいこう、宮澤賢治、カレル・チャペック、ブロースフェルトの写真やヘーヒの芸術作品などを参照しながら、植物学者でも園芸家でもない著者ならではの視点で、“植物”について人文学的アプローチで思考していきます。

人間の内なる植物性から、未来への可能性を探っていく、目から鱗!な1冊です。